浜中俊ミッキークイーンで調教再開 来週復帰手応え
<ヴィクトリアM:1週前追い切り>

 2月7日の東京新聞杯で落馬、複数箇所を骨折して休養中の浜中俊騎手(27)が4日、栗東で約3カ月ぶりに調教に騎乗した。ヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、15日=東京)の1週前追い切りでミッキークイーン(牝4、池江)に騎乗。Cウッドでいっぱいに追い、6ハロン81秒3-11秒5でサトノラーゼン(古馬オープン)に4馬身先着した。

 昨年のジャパンC以来となる背中を堪能した浜中は「指示通り、しっかりやりました。相変わらず動きますね。僕がちゃんと追えるかどうかが不安でしたが、いい調教ができたと思います」と、来週の実戦復帰に手応えをつかんだ。

 復帰週は土、日とも1日1鞍勝負。14日の京王杯SC(G2、芝1400メートル、東京)のダッシングブレイズ(牡4、吉村)には今日5日の追い切りにも騎乗予定。東京新聞杯で落馬した因縁浅からぬパートナーだが「また内に突っ込みますよ」と笑顔で話した。

 翌日のクイーンには「2戦連続でのマイル戦、直線が長い東京になるのはいい条件。何より、両オーナーには負傷明けでも乗せてもらえることに感謝しています。これを励みにリハビリをやってこれた」。

結果的に怪我をしてしまったのが残念だが、あそこで突っ込んでいけない騎手は買いたくない。

あのときは隼人の右ムチでスマートレイアーが左に寄れた上に、ダッシングの右側にいた岩田エキストラエンドは右の大知マイネルアウラートに左に寄られていた。

浜中が突っ込んだときにスペースはあった訳でこれはもう馬を制御し切れてない他の騎手にも原因。

浜中本人がびびらずにまたイン突きを狙える度胸があるのはいいことである。

JRAの馬場は内しか伸びないことは頻発しており公正競馬が行われない原因となっている。

それだけに下げてから外なんかに回す騎手ではフィエロの鮫島と大差ない。