オークスより優駿牝馬、ダービーより東京優駿の方が響きが好きな管理人であります。
年に一度の競馬の祭典、日本ダービーの週ではあるが意外と書きたいネタが見当たらない。
お約束の青葉賞組が勝てないデータについてはフェノーメノの惜敗であまり意味がなくなった。
とはいえ、今年のようなハイレベルと言われる年はますます勝利には程遠い現状。
フローラステークス組にしてもそうだが、ハイレベルではない年こそが勝機。
先に青葉賞について触れておこうか。
以前のエントリで書いたのが以下。
【青葉賞快勝】ヴァンキッシュランははたして5強になれるのかデータで考察
少なくとも勝ち時計は優秀だから馬券の対象になる可能性はあると結論。
だが、3着穴 としての評価まで。
※翌日の古馬1000万と同等の時計と考えればG1勝ちまでの力はない。
だって今年は皐月賞のレベルが高い訳でさすがに割り込めるかどうかというところ。
ここ数戦は成長が見られるが、どうにもアドマイヤダイオウと同じ程度なんだよなあ。
では改めて皐月賞。
年に一度の競馬の祭典、日本ダービーの週ではあるが意外と書きたいネタが見当たらない。
お約束の青葉賞組が勝てないデータについてはフェノーメノの惜敗であまり意味がなくなった。
とはいえ、今年のようなハイレベルと言われる年はますます勝利には程遠い現状。
フローラステークス組にしてもそうだが、ハイレベルではない年こそが勝機。
先に青葉賞について触れておこうか。
以前のエントリで書いたのが以下。
【青葉賞快勝】ヴァンキッシュランははたして5強になれるのかデータで考察
少なくとも勝ち時計は優秀だから馬券の対象になる可能性はあると結論。
だが、3着穴 としての評価まで。
2016/5/01 陣馬特 4歳上1000万
マイネルサージュ(5) 2.24.1
2016/4/30 青葉賞 3歳G2
ヴァンキッシュラン(4) 2.24.2
※翌日の古馬1000万と同等の時計と考えればG1勝ちまでの力はない。
だって今年は皐月賞のレベルが高い訳でさすがに割り込めるかどうかというところ。
ここ数戦は成長が見られるが、どうにもアドマイヤダイオウと同じ程度なんだよなあ。
では改めて皐月賞。
1ディーマジェスティ 1.57.9 34.0 12-10 8
2マカヒキ 1.58.1 33.9 15-13 3
3サトノダイヤモンド 1.58.3 34.8 09-05 1
4リオンディーズ 1.58.4 36.1 01-01 2
5エアスピネル 1.58.4 35.5 06-03 4
6マウントロブソン 1.58.6 36.0 02-02 6
まず、このレースを見た時にインパクトが強かったのはディーマジェスティの完勝ぶり。
展開としてはマカヒキに勝ってくれと言わんばかりのミルコの暴走だったが、おあつらえ向きの展開でもディーマジェスティには完敗。
ゴール前で突っ込んできたのはいいもののあれは着拾いの競馬の火事場泥棒的な末脚。
自ら動いて勝ちに行った蛯名と川田の違いは着差以上の隔たりを感じた。
最も得意な展開で負けたのだからマカヒキにディーマジェスティ逆転のイメージはない。
これはG1における蛯名VS川田の比較でもそう。
次にサトノダイヤモンドだが、G1では屁たれのクリストフ云々はさておき、馬の力に疑問がある。
本当に強い馬なら皐月賞の展開でこの馬は勝てたはずだ。
結果的にちょうどいいところにいて差された上に完敗なのだから最も言い訳がやりにくい。
前々に位置した456着馬が揃って上がり3Fを落としているのに対し、サトノは34秒台なのだ。
仮にサトノが勝てるだけの馬なら3Fを34.4で上がってなくてはならなかった。
そしてこの馬は得意な展開のマカヒキには負けるレベルである。
エアスピネルやマウントロブソンは不利があったとはいえ、それでもリオンディーズを交わせなかった。
自滅した相手に先着できないのでは勝負付けが終わったと見ても仕方がない。
一応、基準はリオンディーズに比べての目線となるが、この馬の皐月賞は無茶苦茶。
強い向かい風の中で1000m過ぎから早々に先頭に立ってしまった。
58.4で先頭に立ち、 走破時計が1.58.4だから前後半は58.4-60.0とかなりの前傾ラップ。
1,2コーナーのポジションがディーマジェスティが14-14、マカヒキが17-17だったことを考えると彼らにとっては後傾ラップとなったわけで前崩れでおいしい展開となったのは当然。
まあここが肝なんだろうなあ。
仮に平均的なラップだったなら単純な能力比較ができたのだが・・・。
やっぱり最終的に考えることは有利な展開で好走よりも不利な展開で好走した馬の方。
同じような位置取りでリオンディーズに勝てなかったエアとマウントは逆転不可と見て2,3着候補まで。
サトノダイヤモンドは里見さん以前に馬が中途半端なんだよなあ。
弱いものいじめは得意だけれど強い相手には勝てない雰囲気がある。
この馬の敗因は展開ではなく能力。
ダービーで馬券になる可能性は高いが1着ではない。
また、いくら展開が向いたとはいえ、1馬身1/4差と完勝したディーマジェスティの強さは本物。
マカヒキがゴール前寸前で突っ込んできたのとは違って余裕を持って抜け出していた。
だからここは前潰れでもマカヒキを問題にせず完勝したディーマジェスティは強い。
そして暴走しても上がり36.1で4着したリオンディーズは評価すべきである。
この馬はミルコが乗るのがやっぱり怖い。
本人もスローの前残りになると読んで積極策を取ったはいいが、ペース判断が出来なかったとミスを認めている。
コメントでもちょっとじゃなくてかなり失敗したと振り返っていた(笑)
とはいえ皐月で失敗したからって後ろから行く可能性は低いなというのも何となく察しがつくのがミルコ。
あくまで小生の想像だが、オークスのビッシュの位置取りと乗り方が正解ではないかとミルコは判断した気がする。
ダービーでCコースに替わってまた内目の伸びが少し回復すると思われるから大外を回すよりは、馬場の中頃から抜け出すパターンがいい。
リオンディーズの巻き返しはメジャーエンブレム同様にある。
が、それにしても皐月賞のディーマジェスティの突き抜け方は昨年のドゥラメンテを彷彿させるほどでありインパクトが強烈。
リオンディーズが巻き返したとしても普通にディーマジェスティが強い可能性も高い結論。
ディーマジェスティ
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リオンディーズ マカヒキ サトノダイヤモンド
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エアスピネル マウントロブソン ヴァンキッシュラン
まず、このレースを見た時にインパクトが強かったのはディーマジェスティの完勝ぶり。
展開としてはマカヒキに勝ってくれと言わんばかりのミルコの暴走だったが、おあつらえ向きの展開でもディーマジェスティには完敗。
ゴール前で突っ込んできたのはいいもののあれは着拾いの競馬の火事場泥棒的な末脚。
自ら動いて勝ちに行った蛯名と川田の違いは着差以上の隔たりを感じた。
最も得意な展開で負けたのだからマカヒキにディーマジェスティ逆転のイメージはない。
これはG1における蛯名VS川田の比較でもそう。
次にサトノダイヤモンドだが、G1では屁たれのクリストフ云々はさておき、馬の力に疑問がある。
本当に強い馬なら皐月賞の展開でこの馬は勝てたはずだ。
結果的にちょうどいいところにいて差された上に完敗なのだから最も言い訳がやりにくい。
前々に位置した456着馬が揃って上がり3Fを落としているのに対し、サトノは34秒台なのだ。
仮にサトノが勝てるだけの馬なら3Fを34.4で上がってなくてはならなかった。
そしてこの馬は得意な展開のマカヒキには負けるレベルである。
エアスピネルやマウントロブソンは不利があったとはいえ、それでもリオンディーズを交わせなかった。
自滅した相手に先着できないのでは勝負付けが終わったと見ても仕方がない。
一応、基準はリオンディーズに比べての目線となるが、この馬の皐月賞は無茶苦茶。
強い向かい風の中で1000m過ぎから早々に先頭に立ってしまった。
58.4で先頭に立ち、 走破時計が1.58.4だから前後半は58.4-60.0とかなりの前傾ラップ。
1,2コーナーのポジションがディーマジェスティが14-14、マカヒキが17-17だったことを考えると彼らにとっては後傾ラップとなったわけで前崩れでおいしい展開となったのは当然。
まあここが肝なんだろうなあ。
仮に平均的なラップだったなら単純な能力比較ができたのだが・・・。
やっぱり最終的に考えることは有利な展開で好走よりも不利な展開で好走した馬の方。
同じような位置取りでリオンディーズに勝てなかったエアとマウントは逆転不可と見て2,3着候補まで。
サトノダイヤモンドは里見さん以前に馬が中途半端なんだよなあ。
弱いものいじめは得意だけれど強い相手には勝てない雰囲気がある。
この馬の敗因は展開ではなく能力。
ダービーで馬券になる可能性は高いが1着ではない。
また、いくら展開が向いたとはいえ、1馬身1/4差と完勝したディーマジェスティの強さは本物。
マカヒキがゴール前寸前で突っ込んできたのとは違って余裕を持って抜け出していた。
だからここは前潰れでもマカヒキを問題にせず完勝したディーマジェスティは強い。
そして暴走しても上がり36.1で4着したリオンディーズは評価すべきである。
この馬はミルコが乗るのがやっぱり怖い。
本人もスローの前残りになると読んで積極策を取ったはいいが、ペース判断が出来なかったとミスを認めている。
コメントでもちょっとじゃなくてかなり失敗したと振り返っていた(笑)
とはいえ皐月で失敗したからって後ろから行く可能性は低いなというのも何となく察しがつくのがミルコ。
あくまで小生の想像だが、オークスのビッシュの位置取りと乗り方が正解ではないかとミルコは判断した気がする。
ダービーでCコースに替わってまた内目の伸びが少し回復すると思われるから大外を回すよりは、馬場の中頃から抜け出すパターンがいい。
リオンディーズの巻き返しはメジャーエンブレム同様にある。
が、それにしても皐月賞のディーマジェスティの突き抜け方は昨年のドゥラメンテを彷彿させるほどでありインパクトが強烈。
リオンディーズが巻き返したとしても普通にディーマジェスティが強い可能性も高い結論。
ディーマジェスティ
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リオンディーズ マカヒキ サトノダイヤモンド
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エアスピネル マウントロブソン ヴァンキッシュラン