昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテが29日、現役を引退することがサンデーレーシングのホームページで発表された。宝塚記念で2着後、左前肢ハ行が明らかになり、栗東トレセンの診療所を経てノーザンファームしがらきへ放牧。経過を観察した結果、獣医師から競走能力喪失の診断がくだされた。今後は種牡馬としての活躍が期待される。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000054-dal-horse
今年の日本ダービー馬マカヒキ(栗・友道、牡3)は、クリストフ・ルメール騎手(37)とのコンビで凱旋門賞に挑むことが決まった。 友道調教師は「若駒S、弥生賞と2回乗って馬を知っているし、現地のこともよく知っている。(言葉の)コンタクトも取りやすいので」と理由を説明した。渡仏予定日は8月19日が最有力で、それより遅くなることはない模様。前哨戦のニエル賞(9月11日、仏シャンティー、GII、芝2400メートル)も、ルメール騎手が騎乗する。
JRAは27日、大阪市内で定例会見を開き、今秋から予定している海外競馬の国内発売について、第1弾が仏GI凱旋門賞(10月2日、シャンティー、芝2400メートル)に決定したことを発表した。日本ダービー馬マカヒキが参戦予定で、今年は馬券を買って応援することもできる。
ついに海外レースの馬券が国内で発売される。記念すべき最初のレースは、日本ダービー馬マカヒキが参戦予定の凱旋門賞。今まではオルフェーヴルなどの走りを画面で応援するだけだったが、今年からは馬券で勝負することも可能だ。
「秋に向けて、海外馬券に接する機会が近づいてきました。システムの整備も順調に来ていますし、そのタイミングを待つだけです」
JRAの後藤正幸理事長が語る。すでに凱旋門賞の発売を農水省へ申請。20日に農水大臣の認可を受け、国内初となる海外レースの馬券発売が正式に決定した。
昨年4月の改正競馬法成立以降、JRAでは海外競馬の国内馬券発売実施に向けたシステム開発に着手し、各国の主催者とも交渉を重ねてきた。海外競馬の馬券発売は、原則的に農水省が指定した海外24レースで、JRA所属馬の出走が見込まれる場合に限られるが、今回は初回ということもあり、マカヒキが回避しても予定通り実施する。
総合企画担当の福井紳弥理事は「レースの1週前くらいから、外国馬に関する情報を提供する予定です。日本の競馬と同じような情報をファンの方にお伝えできるように、引き続き主催者側と交渉しています」とファンへの情報提供にも力を入れる意向を表明した。
馬券の発売はインターネット限定で、グリーンチャンネルはノンスクランブルで放送予定。外国馬の成績や出走表、オッズ、配当などの情報提供は、JRAのホームページを通じて行う。
馬券の種類は単勝、複勝、馬連、馬単、3連複、3連単、ワイドの7種類。枠連とWIN5は発売しない。オッズは日本国内独自のものが採用される。発売開始は当日の日本時間午前10時。発走時刻(日本時間23時05分予定)の4分前まで行う。世界の大レースを馬券で楽しめる時代の到来だ。
★対象レース拡大も
農水省が指定している海外馬券発売の対象24レース以外にも、追加で発売される可能性がある。その場合はレースの2カ月前までに農水大臣に追加指定の申請を提出。認可されたあと、主催者と映像や情報提供の契約を締結し、1カ月前までに馬券発売の認可を再び農水大臣に受ける必要がある。エイシンヒカリが10馬身差をつけて圧勝した今年5月の仏GI・イスパーン賞は対象外のレースだが、陣営の出走意思を確認次第、手続きを踏めば、馬券発売は可能となる。
嫌な予感がしていたけれど、やはりあまり症状がよくなさそう。26日の宝塚記念で2着に入線後、馬場に脚をとられてバランスを崩した際に故障を発生したドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀)のけがの症状が芳しくないことが27日、デイリースポーツの取材で明らかになった。
レース直後には左前肢ハ行と診断されたが、JRAを通して堀師が発表した内容によると、27日に栗東トレセン内の診療所で再度検査を行った結果、球節下面および繋(つな)ぎ裏面の複数の靱帯(じんたい)、腱に内出血とそれに伴う炎症が確認されたという。また、同馬が所属するサンデーレーシングの吉田俊介代表は本紙の取材に対し、「経過を観察しながら今後のことを見極めることになるでしょう」としたうえで、「けがの程度としては良くはなく、楽観視できる状況ではない」とコメント。故障箇所が完治が容易ではない部分でもあり、このまま引退する可能性もありそうだ。痛み止めの効果で痛み自体は和らいでおり、28日には滋賀県のノーザンファームしがらきへ移動し、再度詳細なチェックが行われる予定。ドバイシーマクラシック(2着)での落鉄に続く、思わぬアクシデントに見舞われた2冠馬。レース直後には吉田代表が凱旋門賞挑戦の断念を発表したが、その勇姿を見せることなくターフを去ってしまうのか。今後の動向が注目される。堀師「(レースで2着に)入線後、馬が減速していくなかでバランスを崩し、自身の後肢が左前肢に乗りかかかってしまい打撲してしまったようです。今後はノーザンファームしがらきに放牧して経過観察と治療を行ってまいりたいと思います」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000017-dal-horse
◆2015 | ||||||||
1着 | 7枠 | 14 | ドゥラメンテ | M.デ | 2.23.2 | 08-07 | 33.9 | 1 |
2着 | 1枠 | 1 | サトノラーゼン | 岩田 | 2.23.5 | 09-07 | 34.2 | 5 |
3着 | 6枠 | 11 | サトノクラウン | C.ル | 2.23.5 | 14-13 | 33.8 | 3 |
◆2014 | ||||||||
1着 | 1枠 | 2 | ワンアンドオンリー | 横山 | 2.24.6 | 06-05 | 34.0 | 3 |
2着 | 7枠 | 13 | イスラボニータ | 蛯名 | 2.24.7 | 03-02 | 34.3 | 1 |
3着 | 2枠 | 3 | マイネルフロスト | 松岡 | 2.24.9 | 07-06 | 34.2 | 12 |
◆2013 | ||||||||
1着 | 1枠 | 1 | キズナ | 武豊 | 2.24.3 | 14-14 | 33.5 | 1 |
2着 | 5枠 | 9 | エピファネイア | 福永 | 2.24.4 | 10-10 | 33.9 | 3 |
3着 | 2枠 | 3 | アポロソニック | 勝浦 | 2.24.6 | 02-01 | 35.5 | 8 |
◆2012 | ||||||||
1着 | 5枠 | 10 | ディープブリランテ | 岩田 | 2.23.8 | 04-03 | 34.5 | 3 |
2着 | 6枠 | 11 | フェノーメノ | 蛯名 | 2.23.8 | 06-07 | 33.9 | 5 |
3着 | 7枠 | 14 | トーセンホマレボシ | C.ウ | 2.23.9 | 02-02 | 36.1 | 7 |
◆2011 | ||||||||
1着 | 3枠 | 5 | オルフェーヴル | 池添 | 2.30.5 | 14-12 | 34.8 | 1 |
2着 | 1枠 | 1 | ウインバリアシオン | 安藤 | 2.30.8 | 15-15 | 34.7 | 10 |
3着 | 4枠 | 7 | ベルシャザール | 後藤 | 2.31.9 | 05-05 | 36.7 | 8 |
◆2010 | ||||||||
1着 | 1枠 | 1 | エイシンフラッシュ | 内田 | 2.26.9 | 09-11 | 32.7 | 7 |
2着 | 4枠 | 8 | ローズキングダム | 後藤 | 2.26.9 | 09-06 | 32.9 | 5 |
3着 | 4枠 | 7 | ヴィクトワールピサ | 岩田 | 2.27.2 | 07-09 | 33.1 | 1 |
◆2009 | ||||||||
1着 | 1枠 | 1 | ロジユニヴァース | 横山 | 2.33.7 | 03-03 | 39.2 | 2 |
2着 | 6枠 | 12 | リーチザクラウン | 武豊 | 2.34.4 | 02-02 | 40.2 | 5 |
3着 | 5枠 | 10 | アントニオバローズ | 角田 | 2.34.4 | 05-05 | 39.8 | 8 |
◆2008 | ||||||||
1着 | 1枠 | 1 | ディープスカイ | 四位 | 2.26.7 | 14-15 | 34.2 | 1 |
2着 | 4枠 | 7 | スマイルジャック | 小牧 | 2.26.9 | 03-03 | 35.5 | 12 |
3着 | 2枠 | 3 | ブラックシェル | 武豊 | 2.27.0 | 12-13 | 34.7 | 6 |
◆2007 | ||||||||
1着 | 2枠 | 3 | ウオッカ | 四位 | 2.24.5 | 11-08 | 33.0 | 3 |
2着 | 8枠 | 16 | アサクサキングス | 福永 | 2.25.0 | 01-01 | 34.9 | 14 |
3着 | 7枠 | 14 | アドマイヤオーラ | 岩田 | 2.25.3 | 07-09 | 33.7 | 4 |
◆2006 | ||||||||
1着 | 1枠 | 2 | メイショウサムソン | 石守 | 2.27.9 | 03-03 | 35.1 | 1 |
2着 | 3枠 | 6 | アドマイヤメイン | 善臣 | 2.28.0 | 01-01 | 35.4 | 4 |
3着 | 7枠 | 15 | ドリームパスポート | 四位 | 2.28.3 | 13-12 | 34.9 | 7 |
2016第76回皐月賞(G1)の結果 | ||||||||
1着 | ディーマジェスティ | 蛯名正義 | 1.57.9 | R | 34.0 | 12-10 | 二ノ宮敬 | 8 |
2着 | マカヒキ | 川田将雅 | 1.58.1 | 11/4 | 33.9 | 15-13 | 友道康夫 | 3 |
3着 | サトノダイヤモンド | ルメール | 1.58.3 | 11/4 | 34.8 | 09-05 | 池江泰寿 | 1 |
4着 | エアスピネル | 武豊 | 1.58.4 | 1/2+ハナ | 35.5 | 06-03 | 笹田和秀 | 4 |
5着 | リオンディーズ | デムーロ | 1.58.4 | 4位降着 | 36.1 | 01-01 | 角居勝彦 | 2 |
※石川のリスペクトアースが飛ばし、ミルコが暴走して3角先頭。
結果的にハイペースとなってしまったが、ダービーの乗り方としては正解に近いかもしれない。
本人も失敗と認めているだけにさすがに今回はもう少し押さえるとは思われる。
ただ、ダービーは自分から勝ちに行かないと勝つことが出来ないレース。
皐月賞の川田の乗り方なんてのは以ての外。
あれは勝ちたい騎手の乗り方ではなく、叱られないで済む乗り方。
いかにも川田らしい考え方であり、あれがベストと判断して乗っていたなら廃業した方がいいレベル。