マカヒキ、凱旋門賞はルメールとコンビ!前哨戦のニエル賞も

 今年の日本ダービー馬マカヒキ(栗・友道、牡3)は、クリストフ・ルメール騎手(37)とのコンビで凱旋門賞に挑むことが決まった。 友道調教師は「若駒S、弥生賞と2回乗って馬を知っているし、現地のこともよく知っている。(言葉の)コンタクトも取りやすいので」と理由を説明した。渡仏予定日は8月19日が最有力で、それより遅くなることはない模様。前哨戦のニエル賞(9月11日、仏シャンティー、GII、芝2400メートル)も、ルメール騎手が騎乗する。


正式決定!今秋から凱旋門賞がネット限定で馬券買える

 JRAは27日、大阪市内で定例会見を開き、今秋から予定している海外競馬の国内発売について、第1弾が仏GI凱旋門賞(10月2日、シャンティー、芝2400メートル)に決定したことを発表した。日本ダービー馬マカヒキが参戦予定で、今年は馬券を買って応援することもできる。
 ついに海外レースの馬券が国内で発売される。記念すべき最初のレースは、日本ダービー馬マカヒキが参戦予定の凱旋門賞。今まではオルフェーヴルなどの走りを画面で応援するだけだったが、今年からは馬券で勝負することも可能だ。
 「秋に向けて、海外馬券に接する機会が近づいてきました。システムの整備も順調に来ていますし、そのタイミングを待つだけです」
 JRAの後藤正幸理事長が語る。すでに凱旋門賞の発売を農水省へ申請。20日に農水大臣の認可を受け、国内初となる海外レースの馬券発売が正式に決定した。
 昨年4月の改正競馬法成立以降、JRAでは海外競馬の国内馬券発売実施に向けたシステム開発に着手し、各国の主催者とも交渉を重ねてきた。海外競馬の馬券発売は、原則的に農水省が指定した海外24レースで、JRA所属馬の出走が見込まれる場合に限られるが、今回は初回ということもあり、マカヒキが回避しても予定通り実施する。
 総合企画担当の福井紳弥理事は「レースの1週前くらいから、外国馬に関する情報を提供する予定です。日本の競馬と同じような情報をファンの方にお伝えできるように、引き続き主催者側と交渉しています」とファンへの情報提供にも力を入れる意向を表明した。
 馬券の発売はインターネット限定で、グリーンチャンネルはノンスクランブルで放送予定。外国馬の成績や出走表、オッズ、配当などの情報提供は、JRAのホームページを通じて行う。
 馬券の種類は単勝、複勝、馬連、馬単、3連複、3連単、ワイドの7種類。枠連とWIN5は発売しない。オッズは日本国内独自のものが採用される。発売開始は当日の日本時間午前10時。発走時刻(日本時間23時05分予定)の4分前まで行う。世界の大レースを馬券で楽しめる時代の到来だ。
★対象レース拡大も
 農水省が指定している海外馬券発売の対象24レース以外にも、追加で発売される可能性がある。その場合はレースの2カ月前までに農水大臣に追加指定の申請を提出。認可されたあと、主催者と映像や情報提供の契約を締結し、1カ月前までに馬券発売の認可を再び農水大臣に受ける必要がある。エイシンヒカリが10馬身差をつけて圧勝した今年5月の仏GI・イスパーン賞は対象外のレースだが、陣営の出走意思を確認次第、手続きを踏めば、馬券発売は可能となる。

   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000508-sanspo-horse


 ネット限定とはいえ凱旋門賞の馬券を購入できるようになったのはいいことである。

香港の馬券にもおそらく対応するだろう。






 それはともかくとしてマカヒキの凱旋門賞、ニエル賞遠征の件だが、川田を降ろしてルメールというのは大いに不満である。

※当初は触れるつもりはなかったのだけど、時間が経つにつれて怒りが増してきたのでつい書いてしまった。

 誰が何と言おうとマカヒキをダービー馬にしたのは川田なのだ。

 勿論、川田はデビューから請われて主戦騎手となっていた訳ではないし、皐月賞にしても川田のミスで勝てなかったのは察しがつく。

※川田の腕で皐月賞の蛯名以上の騎乗はそもそも無理だが。

 だが、結果的にダービーは川田で勝てたのであるからしてマカヒキをダービー馬にしたのは川田であって川田がダービージョッキー。

 川田はハープスターで挑んだ凱旋門賞のミスで世界の笑いものにされた。

 なんだあの騎手は?あんな乗り方では勝てるものも勝てないと嘲笑されたのだ。

 ダービーを勝ったとしても継続騎乗の確約は得られないことを本人も何となく察していたかもしれない。

 それにしてもよりによってルメールはない。 

 理由は単純明白。裏切った騎手だから。

 皐月賞で選択の機会があったが、ルメールが選んだのはサトノダイヤモンドである。
 
 そもそも個人的にもダービーで仮にマカヒキにルメールが騎乗していても勝てなかったと考えている。 

 今のルメールはダービージョッキーに相応しくないからだ。

 メジャーエンブレムのみならず昨秋はリアファルやその他の有力馬の足を引っ張った。

 言葉は悪いが疫病神くらいの扱い。




 小生はルメールは嫌いでもなければむしろ好意的に見ている騎手。

 本来は川田なんかより全然好きだ。

 人間的にも川田なんかより優れているだろう。




 それでもね、ダービージョッキーとダービー馬のコンビを解消してまで裏切り者の騎手に依頼するのはおかしいんだわやっぱ。

 里見オーナーがリスクの大きな海外遠征よりも目先の安牌である国内G1を選ぶのは誰にでも想定できたこと。

 あのオーナーは朝鮮玉入れを生業としているのだからハイリスクの地位と名誉よりも手頃な国内無双だろう。

 そりゃわざわざロンシャン行くより国内でディーマジェスティやリオンディーズとやる方が楽だよ。

 天敵のマカヒキは勝手にいなくなってくれるんだからさ。 



 可能性は低いがならもし凱旋門賞をこのコンビが勝ってしまったらどうするの?

 サトノは他の騎手?それともまたルメール?

 マカヒキは?コンビ継続?それともまた川田?



 勝算の低い川田に凱旋門賞を任せないのはわかる話だが、それならそれでせめてスミヨンとかモレイラとか他の選択肢はあっただろうよ。

 クリストフからしたら泣きのもう一回が出来るなら断る理由は何もない。

 彼はおフランスの騎手だったのだから条件も悪くないし。

 JRA所属になってくれたのだから大歓迎?


 そんなことは百も承知ながら本件に限っては小生は川田将雅を全面的に支持するものである。

 こんな悪しき前例は作ってはならない。 

 外野からしたら胸糞悪くなって仕方がない話だ。 

 ダービーを勝ったコンビにもかかわらず、ライバル馬に乗るために捨てた騎手に奪われての凱旋門賞挑戦はありえない。

 ダービーとはそんな簡単にコンビ解消できるような軽いレースではないと思いたいし、これからもそう考える。

 川田なんて好きではない小生ですら川田の全面支持なのだからどれほど腹に据えかねているかは容易に想像されるだろう。 

少なくとも凱旋門賞でのマカヒキとクリストフのコンビの応援はしない。

クリストフがサトノダイヤモンドではなくマカヒキを選んで騎乗していたならこんな嫌な感情を抱くことはなかった。

しないと宣言しつつも日本馬のくくりでは応援してしまうのだろうけど・・・。