つれづれまとみっくす

くる馬WIN5管理人・黒い太陽の個人ブログ。 競馬はもちろん、日常の他愛のないことや興味のあることをてきとーに。

    カテゴリ:競馬 > 宝塚記念

    ドゥラメンテ引退、サンデーレーシングHPで発表

     昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテが29日、現役を引退することがサンデーレーシングのホームページで発表された。宝塚記念で2着後、左前肢ハ行が明らかになり、栗東トレセンの診療所を経てノーザンファームしがらきへ放牧。経過を観察した結果、獣医師から競走能力喪失の診断がくだされた。今後は種牡馬としての活躍が期待される。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000054-dal-horse
     
     

    あああああああああああああああああああ・・・



    そんな気はしてた。



    でも無事に種牡馬入りできただけでもよしとしないと。



    予後不良なんて最悪の結果だけは避けられてよかったのさ。 



    ルーラーシップと一緒に頑張ってくれい。 

    ドゥラメンテ引退も 「楽観視できない」

     26日の宝塚記念で2着に入線後、馬場に脚をとられてバランスを崩した際に故障を発生したドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀)のけがの症状が芳しくないことが27日、デイリースポーツの取材で明らかになった。

    20160627dr

     レース直後には左前肢ハ行と診断されたが、JRAを通して堀師が発表した内容によると、27日に栗東トレセン内の診療所で再度検査を行った結果、球節下面および繋(つな)ぎ裏面の複数の靱帯(じんたい)、腱に内出血とそれに伴う炎症が確認されたという。

     また、同馬が所属するサンデーレーシングの吉田俊介代表は本紙の取材に対し、「経過を観察しながら今後のことを見極めることになるでしょう」としたうえで、「けがの程度としては良くはなく、楽観視できる状況ではない」とコメント。故障箇所が完治が容易ではない部分でもあり、このまま引退する可能性もありそうだ。

     痛み止めの効果で痛み自体は和らいでおり、28日には滋賀県のノーザンファームしがらきへ移動し、再度詳細なチェックが行われる予定。ドバイシーマクラシック(2着)での落鉄に続く、思わぬアクシデントに見舞われた2冠馬。レース直後には吉田代表が凱旋門賞挑戦の断念を発表したが、その勇姿を見せることなくターフを去ってしまうのか。今後の動向が注目される。

     堀師「(レースで2着に)入線後、馬が減速していくなかでバランスを崩し、自身の後肢が左前肢に乗りかかかってしまい打撲してしまったようです。今後はノーザンファームしがらきに放牧して経過観察と治療を行ってまいりたいと思います」

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000017-dal-horse 
    嫌な予感がしていたけれど、やはりあまり症状がよくなさそう。

    ドバイで落鉄したのと同じ左前肢というのも気に掛かる。

    キングカメハメハ、サンデーサイレンス、トニービン、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴと近代競馬の血統が集約したような馬でもあり、日本競馬の至宝となるべき存在。

    個人的にはまた強いドゥラメンテを見たい気持ちはあるが、それは体調が万全の状態であってこそ。

    とにかく無事であることが最優先のため、少しでも不安要素があるようなら無理せずに引退も視野に入れて欲しい。 

    凱旋門賞を目標としながらドバイに遠征したことも仇となった感もある。

    同じく堀厩舎のモーリスも復帰戦で敗れただけに堀宣行調教師の手腕も問われるところ。 

    まず何が驚いたかってファン投票で6位だったことである。

    小生はエアグルーヴ→アドマイヤグルーヴ→ドゥラメンテの血統をリアルタイムで贔屓にしてきたから思い入れが深いのは当然ながら、一般的にも昨年の二冠馬でもあり現役最強の評価を受けている馬にしては人気がなさ過ぎだ。

    レースでは1番人気がほぼ確実なのだろうが、意外な人気のなさに少なからずのショックを受けた。

    どこかの枕アイドルたちのキャバクラ総選挙のようにはいかないのね。

    では改めてドゥラメンテさんと関連が強そうなレースを振り返ってみたい。

    ■2016コロネーションカップ


    ※DSCに続きポストポンドがG1連勝を決めて楽勝。
    同馬はこれでG1を3勝、G2を2勝の5連勝。

    ■2016ドバイシーマクラシック


    ※陣営の落鉄していても勝てると考えていたというコメントにはどうかと感じたが、確かにドゥラメンテはそれでも勝ってくれる期待のある馬ではあった。

    個人的には直線で勝利を諦めたミルコが早々に追うのを止めたのが気になった。

    ■2016天皇賞春


    ※豊さん騎乗のキタサンブラックがカレンミロティックに一旦は交わされながらも最後に差し返して辛勝。
    まあそのおかげでこちらはWIN5で4,172,010円を的中できた。

    ただ、思ったのはドゥラメンテがカレンミロティックとこんなハナ差の接戦はまずやらないだろうなとも。

    ■2016産経大阪杯


    ※前残りの目立つ阪神を見越してノリのアンビシャスがキタサンブラックを目標に先行策。

    キタサンが58キロだったとはいえ、これを交わして優勝。

    とはいえ狙い撃ちが嵌まったとも言える内容で、いつもの後方待機では勝てなかった可能性が高い。

    ■2016中山記念


    ※阪神とは違い外差し天国の中山。

    八分の出来、58キロを背負いながら強気の先行策で前を潰して勝ちに行ったドゥラメンテを後方待機していたアンビシャスがクビ差まで詰め寄った。

    とはいえ58キロで自ら勝ちに行くレースをした相手に火事場泥棒的な一発勝負では力の差を感じる内容。

    ■2015菊花賞


    ※ドゥラメンテの不在で混戦となった。

    母父バクシンオー、皐月賞から距離の延びたダービーでの惨敗。

    キタサンブラックよりも新星リアファルやリアルスティールが人気になったのは当然。

    ところが滅多に見られない北村宏司の神騎乗としょっちゅう見られる福永とルメールの駄騎乗の結果。

    ハイペースにならなければキタサンブラックも距離に融通は利くことがわかった。

    もはやかつての血統論は無用の産物と化した。

    ■2015日本ダービー


    ※個人的には皐月賞以上の圧勝劇を期待していただけに物足りなさが残ったが、時計はダービーレコード。

    ハイペースを先行し、展開の向いた後方待機組みの追撃もあしらう強い内容。

    ■2015皐月賞


    ※内枠でもあり、先行抜け出しを想定していたらまさかの後方待機。

    直線入り口では斜行で他馬に大きな迷惑を掛けた。

    それでも楽に突き抜けた強さにミルコは首をかしげて信じられないと連発。

    「これまで乗ってきた馬の中で一番強い」の台詞はここから。 




    某御大が最近のアニメはお○んこを舐めたくなるようなキャラがいないと嘆いたが、ドゥラメンテはお○んちんを舐めたくなるサラブレッドだと小生は思うのである(舐めるとは言っていない)  

     ノーザンファームがドゥラメンテの次走に宝塚記念を予定しているらしい。

    凱旋門賞を視野に入れるなら日本最強の看板を背負うからには負けられないレースになる。

    そして、モーリスも香港のチャンピオンズマイルを制して最強マイラーの称号を手に入れた。

    となると今度は距離延長も視野に入ってくるわけで宝塚記念への出走も現実味を帯びてくる。

    一応は次走が安田記念と言われているが、これに勝利すると宝塚を目指すのはありえることだ。

    天皇賞を勝ったキタサンブラックは宝塚出走をほぼ明言。

    天皇賞では敗れたがまだまだ見限れないゴールドアクターにサウンズオブアース。

    そしてドバイターフでG1馬となったリアルスティールも忘れてはならない。

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    ■2016香港チャンピオンズマイル(G1)レース映像



    ■以下はJRAHPより引用

    着順馬番馬  名アルファベット(生産国)重量調教師騎 手タイム・着差
    11モーリスMAURICE (JPN)5126堀 宣行J.モレイラ1:34:08
    22コンテントメントCONTENTMENT (AUS)せん5126J.サイズB.プレブル2
    312パッキングピンズPACKING PINS (NZ)せん5126P.イウG.モッセ2 3/4
    45ビューティーオンリーBEAUTY ONLY (IRE)せん5126A.クルーズN.カラン3 1/4
    58セイフティーチェックSAFETY CHECK (IRE)5126C.アップルビー(首)J.マクドナルド3 3/4
    64ビューティーフレームBEAUTY FLAME (IRE)せん6126A.クルーズM.チャドウィック4 3/4
    77ガンピットGUN PIT (AUS)せん5126C.ファウンズC.ホー5 1/2
    83ジャイアントトレジャーGIANT TREASURE (USA)せん5126R.ギブソンO.ペリエ5 1/2
    99リワーディングヒーローREWARDING HERO (GB)せん7126J.ムーアT.ベリー5 1/2
    1010ダンドネルDUNDONNELL (USA)せん6126C.ファウンズN.ローウィラー6
    1111シークレットウェポンSECRET WEAPON (GB)せん6126C.イプT.アングランド6
    126ボウクリークBOW CREEK (IRE)5126J.オシェア(豪)Z.パートン17

      堀 宣行調教師のコメント
      「暮れの香港マイルに続いて、今日のチャンピオンズマイル(G1)に勝てて大変嬉しく思います。特に今回はファンの皆様から大きな支持を受けていたので、結果を残せてホッとしています。一生懸命走ってくれた馬と香港ジョッキークラブのサポートに大変感謝しています。」


     ゴール板を過ぎる前から早々とモレイラがガッツポーズをするほどの余裕。

    見た目にも多少太目が残る馬体ながら負けそうな雰囲気が一切ないのが凄い。

    確かに昨年の安田記念、マイルCS、香港マイルと他馬を圧倒したのは記憶に新しい。

    さらに今年のチャンピオンズマイルでG1を4連勝となるとマイラーの枠を超えての能力も見てみたくなる。

     小生はドゥラメンテ最強論者だけにぜひとも返り討ちにして欲しいものだ(願望) 

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